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大暑
7月23日から8月7日は「大暑(たいしょ)」です。一念のうちで最も暑いと言われる時期です。
東洋医学では、夏は「火」の性格を持つことから、この季節は体の中にも熱がこもりやすいと考えられています。
体の水分
「火」の勢いを抑制するのは「水」の働きです。成人では約60%が水分と言われています。
猛暑が続く毎日で、熱中症で搬送される人が急増していますが、熱中症を防ぐには水分補給も重要なポイントです。
一日に必要な水分の量は、成人では体重1kgあたり50mなので、50kgの人では約2.5lの水分が必要となります。そのうち、飲み水では約1.2lの水分が必要となります。
しかし、一度に飲むことはできませんし、のどが渇いたと感じた時には1%の水分が既に失われているので、注意が必要です。

上手な水分補給
☑少しずつ時間を決めて飲む
☑大量に発汗した時はミネラルも補給する
☑寝る前にはコップ1杯の水を飲む

旬の野菜や果物には、発汗で失われた水分を補給する作用や、体の熱を取る作用があります。
きゅうり、なす、おくら、ゴウヤ、スイカ、桃・・・など
★心臓病、高血圧など治療中の方、高齢の方は医師に相談してください。