妊活のための冷え対策

不妊治療中の女性のお悩みで多いのが冷え性。「冬だけでなく、1年を通して冷える」方もいらっしゃいます。当院の鍼灸で行う不妊鍼灸では、冷え性を改善しながら妊娠しやすい体になるように施術しています。不妊鍼灸の効果を上げるためには、施術に加えてセルフケアも重要です。

ここでは、灸と食生活のセルフケアについて掲載しましたので参考にしてください。

自分でできるお灸の仕方

体を温める作用のある経穴(ツボ)を、灸で温める方法です。
灸は、日本では民間療法として、古くから行われているセルフケアです。正しく行えば、安全に効果的に体を温めることができます。 

鍼灸師の指導の元に行うと、より安全で効果的に行えます。

注意すること

  • 熱さを我慢しない
  • 灸は弱刺激の物を選ぶ
  • 火の始末に十分注意する
  • 換気しながら行う
  • 小さなお子様の手の届かない場所で行う
  • 使用上の注意をよく読んで行う
  • 1回に2か所くらいを目安に

使用するもの

用意するもの

①市販されている灸(ついている物)
②ライター
③水を張った灰皿
④線香
※線香が無ければ、
 灸に火をつけてから置く

灸を置く位置

足の太溪(たいけい)という経穴

足の内踝の横で、拍動(ドキドキ)しているところにある太溪(たいけい)という経穴

手の合谷という経穴

手の親指と人差し指の骨の間にある合谷(ごうこく)という経穴

方法

灸を置く位置

①灸を置く場所を確認して置く
②線香で灸に火をつける
 ※線香が無ければ、灸に火をつけてから置く
③熱さを感じたら取る

当院の不妊治療では、自宅施灸の方法を指導しています。

食生活

日本には「医食同源」という言葉がありますが、元は「薬食同源」と言う中国の言葉を日本流にしたものです。これは、「食べ物は、使い方によって薬にも匹敵する」と言う意味です。

食品には、「寒・涼・平・温・熱」という「五性」という性質があり、冷え性の人は体を温める「温」や「熱」の性質を持つ食品を食べるのが好ましいとされています。

しかし、全て「温」や「熱」の食品にするというのではなく、「寒」や「涼」を食べ過ぎないように心がけることが、冷え性の改善には望ましいと言えます。

食品の例

加熱することで、 「冷」が「平」に、「平」が「温」になるので、調理の工夫も重要です。また、ショウガや酢を用いて調理しても、同様の効果が期待できます。

朝食は食べていますか?
食事をすることで、体温が上昇します。また、朝食を食べることで便秘の解消にも役立ちます。 朝食をしっかり食べて、体を温めましょう。
どうしても食べられない人は、最初は温めた牛乳から始めては?