湘南ビーチFMマガジン50号<夏には”湧泉”がおすすめ>

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最近では、「気候病」という言葉で表現されるように、気候の変化が人の体に影響を与えると言われるようになりましたが、東洋医学では三千年前から、人の健康は気候に左右されると考え、季節に合った養生法が行われてきました。

気候病

5月は、五月晴れと言われるように、晴れた日も多く、湿度も適当なので、1年のうちで最も過ごしやすい季節です。

しかし、今年は朝晩と日中の気温差が激しい日や、大雨の日も多く、気候が目まぐるしく変化しました。

私たちの体も、このような気候変化に対応するため、自律神経も激しく反応する状態が続きました。そのために、体調を崩す人も多かったと思います。

これからの季節は、「睡眠不足、栄養不足、疲労の蓄積」に、「湿度と暑さ」という気候条件が加わると、心臓や脳、内臓への負担が大きくなります。

今年は、私たちの体は既に、バランスを崩した状態で夏を迎えます。次のような症状がある方は、例年以上に、「早寝、旬の食材を生かした食事、入浴やツボの刺激による疲労回復」を心がけましょう。

  • 耳の不調  耳鳴り、耳がつまる
  • 関節の痛み 膝、肘、手首、指が痛い
  • 血圧の変動が激しい
  • むくみ
  • 胃腸の不調
  • 頭痛
  • 更年期症状

夏のセルフケア

毎年この時期になると、熱中症で体調を崩す方が増えます。暑くなり始めの頃は、体が暑さに慣れていないため、特に注意が必要です。

夏の野菜や果物は、水分を多く含み、ミネラルも豊富なので、熱中症予防にも適しています。

しかし、体を冷やす作用もあるので、食べる前に冷蔵庫から出して、常温で食べるようにしましょう。今年の夏は、スイカも常温で食べてみましょう。

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夏の疲れには湧泉

湧泉(ゆうせん)というツボは、足の裏にあります。泉のように元気が湧き出てくる、という意味のツボです。

体がだるい時、食欲がなくて元気が出ない時に刺激をしてみてください。

お灸には、湿気を取る作用もあるので、ジメジメした夏には、お灸を使った養生もお勧めです。

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湧泉の位置

①足の第2指と第3指の間の指の付け根と、かかとを結ぶ線を1/3に分ける。

②上から1/3の高さにあるツボが湧泉