藤沢市の大学教授も絶賛する女性専門鍼灸院

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層になっています。成人の場合、皮膚を広げると畳１枚ほどの大きさになります。一般的に、表皮の事を肌といい、この部分は新陳代謝で新しい細胞に入れ替わります。

肌の役割の一つは、外邪（がいじゃ：紫外線、乾燥、風、細菌やウィルスなど体の敵）から体を守る、バリア機能です。強い紫外線でダメージを受けた肌は、新陳代謝やバリア機能が低下するために、外邪が侵入しやすくなります。

東洋医学では、「気」「血」「水」の働きが悪いと、肌のバリア機能も悪くなると考えます。 「気」は体を動かす力や臓器を健康に保つ力、「血」は血液で、栄養を全身に運ぶ働き、「水」は水分代謝を現します。

化粧品で肌のバリア機能を整える事も大切ですが、美肌を保つには、顔だけのケアでなく、「気血水」のバランスを整えて、体全体を健康に保つことが大切になります。

秋のセルフケア

肌のたるみが気になる方・・・

「気」の流れが悪くなりやすいので、深呼吸やウォーキングで、「気」の流れを高めましょう。

シミやクマが気になる方・・・

「血」の流れが滞りやすいので、暑い日でも湯船に入り「血」の流れを良くしましょう。

乾燥やしわが気になる方・・・

「血」が不足しやすいので、食生活のバランスに気を付けましょう

むくみが気になる方・・・

「水」の代謝が悪くなりやすいので、水分補給に気をつけながら、運動で汗をかき水分代謝を良くしましょう。

尺沢で肌の養生

尺沢は肘にあるツボで、体に潤いを与える作用があります。

紫外線のダメージを受けて、乾燥した肌の健康を取り戻すのにお勧めのツボです。

また、肺の機能を高める働きがあり、秋になると咳が出やすい人や、風邪をひくと喉に不調が出やすい人にもお勧めのツボです。