湘南ビーチFMマガジン52号<冬には”三陰交”がおすすめ>

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師走に入り、ますます気温が下がり空気が乾燥すると、かぜやインフルエンザが流行ります。これらの原因になる細菌やウィルスは、「低温と乾燥」の環境で活動が高まり、感染しやすくなります。

免疫

私たちの体には「免疫」という、かぜやインフルエンザから体を守る力が備わっています。風邪やインフルエンザになりやすい人は免疫力が低くなっている可能性があります。

諸説ありますが、冷えは免疫力を下げる要因の一つと言われています。従って、細菌やウィルスに感染しないように、冷えを予防して免疫力をアップさせることが必要です。

お灸で免疫力アップ

お灸には、血流をよくして冷えを予防する働きに加え、免疫力を上げる働きがあります。1930年頃に、原志免太郎(はらしめたろう)医師は、お灸をすると免疫力が高まることをみつけ、お灸を結核治療に使っていました。

原先生は、お灸で博士号を取った最初のメディカルドクターです。原先生は、九州で結核の治療を行っていましたが、当時東京にはあった抗生物質が九州まで届かなかったために、お灸を使って結核の治療を行っていました。

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現在では、原先生の研究を元に、「モクサアフリカ」という団体が、アフリカで、結核予防としてお灸の普及を行っています。

お灸で免疫力がアップすることをいち早く発見した、原先生のお名前に「免疫の免」という字が入っていることは、とても不思議な気持ちがします。

冬のセルフケア

血液は体温を維持する働きがあります。従って、血液が多く流れる太い血管を温めると、効率よく体温維持ができます。

特に、「首、手首、足首」は、体の表面近くに太い血管があるので、ここを温めると体全体が温かくなります。

また、東洋医学では、首の周囲には、かぜ予防のツボ、手首足首近くには、免疫力をアップするツボが集まっていると考えられています。

三陰交で冷え予防

三陰交は、足首の近くにあるツボです。冷え予防、免疫力アップの働きがあるツボです。

妊活や更年期障害、逆子治療でも有名なツボです。女性向けのツボの印象がありますが、男性にもお勧めです。

ツボを押すだけでも良いのですが、冬はお灸がおすすめです。足三里や太渓と合わせて行うと、さらに効果が出やすくなります。

三陰交の位置

くるぶしの中心から、指4本分上の骨際

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